2020.1.31 日本労働弁護団東京支部総会、記念講演の開催

[News] 2020/02/10

2020年1月31日、東京支部の総会を開催しました。

井上支部長からの支部長挨拶、水野本部幹事長からの本部報告の後、今年も早田事務局長より支部の活動報告及び活動提案、この1年の東京地裁労働部裁判例の紹介を行いました。2020年、東京支部は、井上支部長、早田事務局長、事務局次長11名(新任は70期の梶山事務局次長)の体制で東京の労働者の権利のために活動していきます。

また、記念講演として、水町勇一郎東京大学教授に、「労働法実務と研究者の役割~『詳解労働法』の取り扱い方」のテーマで講演して頂きました。
近年の労働法実務の動向として、労働弁護団員をはじめとする労働法を専門とする弁護士の質が向上する一方、労働法を専門としていない弁護士との格差が広がっている、労働専門部・集中部の裁判官が新たな法規範を生み出す法創造機能が発揮されているとの指摘がありました。
このような動向を踏まえ、水町先生は、労働法研究者の役割として、高水準の実務を分かりやすく汎用化すること、裁判官が創造した法規範を理論的に整理していくことが重要であると語りました。
水町先生は、このような視点で著書の『詳解労働法』を書かれたそうです。実務を意識した貴重な体系書である先生の著書を、労働者の権利向上のため役立てたいと思います。
弁護士鈴木悠太(事務局次長・旬報法律事務所)